Archive for the ‘ux’ tag
UX Book Club Tokyo
「アンビエント・ファインダビリティ」や「デザイニング・インターフェイス」、「マイクロフォーマット」の翻訳でご活躍の浅野さんのブログにもあるとおり、ここ最近「IAI (Information Architecture Institute)」のMLで「UX (User Experience) Book Club」という読書会のプランについての議論が非常に盛り上がっています。
UX関連での書籍といえば、「Rosenfeld Media」のウェブサイトでも購入できる「MENTAL MODELS」や「WEB FORM DESIGN」などが一番わかりやすいかと思います。
ただ、どちらも洋書というだけあったなかなか手が出せない方も多いと多いと思いますが、そんな方にもこの「UX Book Club」は後押ししてくれるいい機会になると思います。
「UX Book Club Tokyo」は、東京で開催を計画しているUX関連の読書会です。実現に向けてのアイデアやご意見をぜひお寄せください。 参加にご興味をお持ちの方は、以下のメンバーリストにお名前とコンタクト情報(メールアドレス、ブログURL、各種SNSのアカウントなど)を追加してください。5名を超えるようであれば、発起人の浅野が中心となって具体的にプランニングを進めたいと思っています。
まだ、活動自体は明らかになっていませんが、すでに参加を希望している有志が名前を連ねているようで、そんなボクも参加を希望させていただきました。
自分でもなかなか読書に時間を避けなくなってきているので、この機会にまた読書するサイクルにできればと思います。というわけで、今後の期待する取り組みとしてご紹介します。
Web Design Basics
「エクスペリエンス」を直訳すると「体験」になると思いますが、「おもてなし」という言葉で思い浮かぶ方もいるかと思います。
ウェブサイトを設計する際に、どう使ってもらうとか考えると思うのですが、その「どう使ってもらうか」を「エクスペリエンス」と考えた場合、そのためのルール作りには一定の方針が必要になってきます。
「行動指針」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、ウェブサイト上におけるエクスペリエンスを実現するための方針とはまさに「行動指針」に相当するものです。
行動指針の代表的な例としては、リッツカールトンやディズニーがあります。詳しくは、それぞれのサイトを参照してもらうとして、これらのサービス提供者は、そのサービス精神を末端まで行き届かせるために指針を掲げています。
ウェブサイトに関わる人を「ウェブサイト提供者」とした場合にも同じことが言えるわけで、提供する側には常に「HOW」の部分で「指針 (ポリシー)」が必要になります。
ディズニーの例
ディズニーのテーマパークには4つの「行動指針」があります。
- Safety (安全)
- Courtesy (礼儀正しさ)
- Show (ショー)
- Efficiency (効率)
「OLCグループCSRの取り組み」には次のように書かれています。
ディズニーテーマパークには、「SCSE」という行動指針があります。【Safety 安全】、【Courtesy 礼儀正しさ】、【Show ショー】、【Efficiency 効率】の頭文字をとったもので、全キャスト(従業員)にとって、ゲストに最高のおもてなしをするための判断・行動のよりどころとなります。東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのキャストは、入社時に「SCSE」を理解するところからスタートし、常にそれを心に持ち続け実践しています。「SCSE」は、その並びがそのまま優先順位を表しており、安全がすべてに優先するということを示しています。
東京ディズニーリゾートサイトにも「エクスペリエンスのための四つの鍵「SCSE」」というのが掲げられています。
テーマショーを通して、ゲストに最高のエクスペリエンス(素晴らしい体験)を提供するための要素は SAFETY(安全性)、COURTESY(礼儀正しさ)、SHOW(ショー)、EFFICIENCY(効率)の四つの言葉に集約されます。この四つの言葉の頭文字「S・C・S・E」は、「人を大切にする運営」を具体的に表現したものです。
ということで。
自分たちが今つくっているウェブサイト、ウェブサービスには指針がありますか?
また、それはどんな指針でつくられていますか?
ウェブサイト設計の重要さはこの指針の重要さに気づくところからはじまります。
UXpod – User Experience Podcast
UXpod – User Experience Podcast
http://uxpod.com/
Information & DesignのGerry Gaffney氏がはじめたポッドキャスト。
Donna Maurerさんの「カード・ソーティング」のインタビューが掲載されたようですね。
実はこれの日本語版をしたいなと思っていたので「やられた感」がありますね。
# 完全にドタバタしていて手がつけられませんでした……。
携帯電話サービスの「ユーザーエクスペリエンス」
これまた「UIEvolution Inc. の中島氏のブログ」ですが、携帯業界で世界的なイベント「GSMカンファレンス」で話されたスライドの説明がついていたのでメモ。
Life is beautiful: 携帯電話サービスのユーザー・エクスペリエンスは誰が責任を持つべきか?
http://satoshi.blogs.com/life/2006/07/post_9.html
おもてなしの責任者は、ホテルを設計したアーキテクトでもなければ、ホテルを建てたゼネコンでもありませんよね。それはサービスを提供しているリッツ・カールトンそのものです。
「まさしくその通り」と、うなりたくなるようなメッセージなので心が晴れやかになります。
こういうのを自分でも話せるようにならないとと思いました。
モバイル系の案件の話があれば、声をかけてください (> どなたか)。
ユーザーエクスペリエンスのハニカム構造
今さらと思われる方も多いと思いますが、「ユーザビリティ」というワード単独で説明できる時代は終わりました。
提案資料に含まれていたり、ドキュメントで高々と謳っていたりするのであれば、見直したほうがいいでしょう。
これからはそれが (具体的に) なにを示しているか説明ができなければなりません。
「ユーザーエクスペリエンスのハニカム構造」として下記の図があります。

- Useful
- 役に立つこと
- Usable
- 使いやすいこと
- Desirable
- 望ましいこと
- Findable
- 探しやすいこと
- Accessible
- アクセスしやすいこと
- Credible
- 信頼できること
- Valuable
- 価値があること
つまり、これらのバランスを検討することが重要であり、どれか1つでも欠けているとユーザビリティを検討したことにはならないので注意が必要です。
ACCESSIBLE KYOTO – アクセシブル京都
http://accessiblekyoto.net/
でも取り上げられていますね。
『アンビエント・ファインダビリティ』で書かれているのでご存じの方も多いと思いますが、Peter morville氏の「Semantic Studios」のサイトに原案があります。
User Experience Design
http://semanticstudios.com/publications/semantics/000029.php
エクスペリエンス,eXperience,体験
「エクスペリエンス (eXperience)」といって思い出す言葉として、「Windows XP」「Xbox」「Mac OS X」などがあるんじゃないでしょうか。当時「X」が流行ったのはすべてこの「eXperience」の「X」がきていることがあるそうです。
「Windows XP」の場合は、「Windows XP搭載パソコンを使えば、自分のやりたいことが簡単にでき、いままでにはないまったく新しいexperience(体験)ができる」という意味らしいです。
つまり、「エクスペリエンス」は「ただの体験」という意味だけではなく、「これまでになく新しい」といった形容詞がつくことが多いのがその体をなしているようにも思えます。
「体験」は「実際に自分で経験すること。また、その経験。」とあるようなので、いろいろな経験を体感することが体験になるんですかね。
日頃からウェブサイトを通じた利用者の体験を「ユーザー・エクスペリエンス」と呼んで仕事していることもあるので、どんな体験をしているのかためている海外のサイトをご紹介します。
Total Experience
http://totalexperience.corante.com/
Total Experience examines and comments on the emerging practice of experience design: the systematic product of experiences to alter individuals’ and groups’ perceptions, cognition, understanding, and action.
とタイトルタグに羅列されてあるとおり、「すべて」ですかね。
Good Experience: customer experience, user experience
http://www.goodexperience.com/
いい体験でしょうか。こういうものだけがあるといいんですが。
Welcome to badexperience.com
http://www.badexperience.com/
下記サイト (↓) にリダイレクトしていますね。
http://search.trafficclub.com/index2.php?domain=badexperience.com&type=1
# これぞ「Bad eXperience」と言いたいのでしょうか……。
ちなみに、「badexperience.com」は売り出し中みたいですね。
Domain Names from Full Service Domain Name Registrar – domainsystems.com
http://www.domainsystems.com/bidform.php?domain=badexperience.com
たぶんこのフォームの処理も「Bad eXperience」なんでしょうな (なぞ)。
といろいろな体験をウェブサイトで公開し共有するのは、ある意味社会貢献なんではないでしょうか。
User Experience and IA
Peter Boersma氏 (info.nlでSenior Experience Designerをしている) が書かれた記事でおもしろそうなので紹介。
User Experience and IA
http://www.writely.com/View.aspx?docid=bdk6jghx3bff
IA’s are User Experience professionals
Unless you have never done anything else than analyse, structure and group large volumes of content only to hand-off that work to others, you have probably been acting as an interaction designer, information designer, computer scientist, business analyst, or usability engineer before. In fact, I doubt that your diploma says you are “Information Architect”.
The truth is: Most of us came from other fields, and are only now gaining experience in the deep, shallow and business skills of Information Architecture. And even inside our field, depending on where you came from and what you are doing, you are moving from shallow to deep, from deep to business, or from inside our field in the direction of another field or vice versa.
All this are signs that you are in fact a user experience professional; gaining insight into what skills you have, what skills others with related backgrounds have, and how to best combine them to create user experiences.
ということで、IAってのは他分野から来たひとが多いから必然的に他分野での体験がわかっている専門家で……云々 (ほんまか?)。
と、結果よくわからない記事でしたが、参考にしているリンク集だけでもメモっておくといいかも。
Peter Boersma氏のブログは下記 (↓) です。
[BEEP]
http://www.peterboersma.com/blog/
エクスペリエンス・デザインの今
PingMag – 東京発 「デザイン&ものづくり」 マガジン ≫ Archive ≫ エクスペリエンス・デザインの今
http://www.pingmag.jp/J/2006/05/12/new-levels-of-experience-design/
リサ・プオラッカさん (Nokiaのブランド・ビジュル・アンド・センサリー・エクスペリエンスの部長) が「エクスペリエンス・デザイン」について語っています。

Nokiaでのエクスペリエンス・デザインのプロセスとは、どんな感じなんでしょう? 経験をデザインするって、実際どういう事なんですか?
最初にする事は、まずユーザーや消費者、それから彼らが生きている世界を理解する事。勿論、ほとんどのデザイナーは(意識して実行していなくても)皆が直感的にそうしてるけど、Nokiaでは、より入念な方法でその研究をする専門家がいるの。
そして、そういった思考が頭に浮かんだら、アイデアをクリエイティブ・チームに集めるの。デザイナーだけじゃなくて、さっき話したような事全てに関したアイデアを持てる人たちよ。彼らが、テーマやストーリーを作り出し、展開していくの。その後、そのテーマを話し合って、それがどんな風にデザイン言語に影響するか、材料、色、グラフィックの選択、それから製品だけじゃなくてパッケージや広告などについて決めていくのよ。
ふむ。といったプロセスから下記のような製品およびサイトができあがったらしい。
Nokia – L’amour Collection
http://www.europe.nokia.com/nokia/0,,83040,00.html
ウェブに限らずリアルな製品にも、ユーザーの「エクスペリエンス」を追求していく動きが活発化してそうで、興味深い記事でした。
Keith Instone of UXnet
UXnet Blog
http://uxnet.org/blog/2006/02/design-critique-uxnet-interview.html
Design Critique: Products for People
http://designcritique.net/index.php?post_id=63511
ということで「User Experience 2006」でTim & TomさんらがKeith Instone氏にインタビューした音声を公開しています。
DesignCritique10_InstoneUXNet.mp3
http://media.libsyn.com/media/designcritique/DesignCritique10_InstoneUXNet.mp3
近々、Keith氏のブログでも公開されるんだろう。
Keith Instone’s site | IA, UX, Toledo, IBM, and less. – Mozilla Firefox
http://instone.org/
Podcast: Play in new window | Download
User Experience and HCI
Orange Cone: Defining the User Experience
http://www.orangecone.com/archives/2006/01/defining_the_us_1.html
にて、Mike Kuniavsky氏が「ユーザーエクスペリエンス」について『User Experience and HCI』という書籍を執筆している模様。
定義を整理していておもしろそうなのでメモ。
ドラフト版のPDFが公開されているようなのであとで読んでみよう。
http://www.orangecone.com/hci_UX_chapter_0.7a.pdf
下記はそのアウトラインですね。
Orange Cone: User Experience and HCI
http://www.orangecone.com/archives/2005/12/user_experience_1.html


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