Archive for the ‘Study’ Category
WebUX 5th workshop on “Storytelling” in UX
12/3 (土) にあった第5回WebUX研究会「ストーリーテリングをユーザエクスペリエンスデザインに活用する」に参加してきました。その中で気づいた点や自分なりにまとめておきたいことを2つ書いておきます。
- コンテンツとストーリーの関係性は逆にしてはいけない
- ストーリーにすること自体は伝え方のパターンでしかない
このイベントは、書籍「ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング -よりよいデザインを生み出すストーリーの作り方と伝え方」の翻訳出版記念ということで、前回の同イベントで告知されていたものでした。
イベントの内容
- ストーリーとは何か? (楽天 脇阪さん @wackiesrock )
- ストーリーを集める (NHN Japan 酒井さん @yhsk )
- ストーリーを作る (Zynga Japan 前田さん @t_maeda )
- ユーザーストーリーマッピング (アギレルゴコンサルティング 川口さん @kawaguti )
- パネルディスカッション (スピーカー + 浅野先生 @314satoshi + ネットイヤー 坂本 @bookslope )
※当日の模様は「Togetter: 2011年12月3日 第5回 #WebUX 研究会 ツイートまとめ」から見ることできます。
「講義 + ワークショップ」という流れで進行したこのイベントですが、ボク自身はワークショップには参加せず (参加できず、が正しい) 最後のパネルディスカッションにだけ登壇するという参加の仕方でした。ぶっちゃけ、翻訳本が手元にない状態でしたので (今もまだないけど)、スピーカーの話を聞きながらいろいろと脳内メモリに書きこんでおりました。
コンテンツとストーリーの関係性は逆にしてはいけない
まず感じたのが、作成したストーリーの良し悪し (評価) をストーリー自体に持たせてしまうと、ただの妄想にしかならないということです。つまり、ストーリーがコンテンツになっている状態 (ストーリーが内輪の図) といえます。この場合だとたしかにストーリー自体が可視化されるので、まわりから見てもわかりやすいです。
それに対してボクの理解では、ストーリーは表現方法 (演出方法) だと思っていたので、このすれ違いが解消されないと、正しく会話ができないと感じました。
- ストーリーが外輪: 読み聞かせやプレゼンなど、ストーリー自体は表現方法 (演出方法) のパターン
- ストーリーが内輪: 新聞や小説など、ストーリー自体がコンテンツになるパターン
ストーリーにすること自体は伝え方のパターンでしかない
ボクたちは「起承転結」や「抑揚をつけて」など伝え方のパターンはすでに学んでいます。もちろん技術的な側面はあるかと思いますが、ストーリーにすることが伝え方のパターンでしかないと思います。そう考えたときに「なぜストーリーにすることが有効か」を考えてみました。
それを示したのが次の図です。つまり、伝えることを仮にA地点からB地点までの距離で定義すると、AからBまでの面積で表現できると思いました。直接的伝達を1にした場合、論理的伝達のほうが階段状になる分面積が広くなり、さらにストーリー的伝達だと曲線として考えられるのでそれよりも面積は広くなります。その曲線が行きすぎてしまうとスパゲティー的伝達になってしまい、結局伝わらないというオチになります。
- 直接的伝達: 直接伝えるパターン
- 論理的伝達: ロジックを積み上げて伝えるパターン
- ストーリー的伝達: 曲線で抑揚をつけて伝えるパターン
- スパゲティー的伝達: 曲線すぎて伝わらないパターン
「コミュニケーション」と言うとそれまでなのですが、結局は相手がいることが前提となるので、相手が受け入れられるポイントがいくつ存在するのかがポイントになると思います。そのポイントを多く持つ = 面積を広げるという発想になります。最近だと、AKB48や少女時代などのグループで大人数にする理由にもつながる考え方かも知れません。
ここまで自分なりに書いてみましたが、まだ本を読んでいないこともあるので、きちんと読ませていただき、改めてまとめてみようと思います。
関連リンク
Dyspepsia the “Lean UX”

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時代の潮流と逆行する考え方かもしれませんが。
デジタルガレージのイベント「New Context Conference 2011 Fall (Lean Startup Camp Tokyo)」および「Lean UX」関連のイベント「第7回 #ShibuyaUX Meeting “Lean UX Special”」に参加して思ったことを書いておこうと思います。
「Lean UX」という言葉を最近よく聞くわけですが、いろいろと見聞きした結果、個人的には非常に消化不良なテーマだと感じました。「Lean UX」については、LUXr社のJanice Fraserさんの東京でしたワークショップのスライドをご覧ください。
サイクルを早くする (スピードを上げる) ことは、効率を考える上で必ず出てくる話なので、それ自体を否定するわけではないのですが、それもこれも一定の品質保証ができてはじめて言えることだと思っています。
たとえば、ローンチを早くしてローンチ後にFBをもらって向上していくというサイクルがよく示されたりしますが、ローンチ後のFBで変えられる範囲はごく限られます。それこそボタンの位置や装飾の度合いなどだったりするでしょう。あとでゼロから作りなおすことができる状態であれば別ですが、そんなことはまずありえないです。
「Lean UX」の事例を質問したところ、A/Bテストを解説していたときの違和感も記憶に新しいです。A/Bテスト自体は分析方法の1つで、それを解説されてもただのPDCAサイクルとなんら変わらないことは自明です。
なんだかんだで、はじめて目にするUIがすべての印象を形成すると思うので、その後すぐに変えたからといって、はじめの印象が変わるとは思いません。そうすると、この「Lean UX」で言っている文脈では、印象やブランドを形成するデザインに関する話がすっぽり抜けていると思うわけです。
分析結果をもとに良い方向に変えていくことを否定するつもりはないのですが、そこだけに偏ると数字至上主義にもなりかねない傾向になると思います。
「UX」と言うからには入っていて然るべき「ブランド」や「ブレてはいけない部分」が、検討期間や実装期間を早めることでスポイルされてしまわないようにしないとダメだろうなと改めて痛感しました。「期間が短い = 品質が低い」とならないようにしないといけないと思います。
そんなわけで個人的に「Lean UX」は、一定の品質保証ができてはじめて言える開発手法だと思います。
「Lean UX」とか言う前に「ブレてはいけない部分」の品質を高めることにもっと時間をかけたいと思いますし、その品質が保証できないのであれば、ローンチするのではなく撤退することを判断できるチームワークが必要だと思います。
AQUENT Presents “IA Workshop”
エイクエント主催の「IAワークショップ」を実施しており、全国4箇所 (名古屋・福岡・東京・大阪) のうち半分が終わりました。今回のワークショップは、3月に発売した「IAシンキング」の刊行イベントで実施した内容から、もう少しUX寄りに軸足を置いて再構成したものです。


IAという分野においては、浅野さん (@noriyo) のブログ「IA Spectrum」に最近の海外での話題が紹介されているのでご覧ください。
・情報アーキテクチャの現在形「Pervasive Information Architecture」
・クロスチャネルの結晶
・「World IA Day 2012」開催のお知らせ
これらの情報を挟みつつ、そもそも私たちが向き合っているWeb (?) を自分の経験を通して見直してみることで、UXをIAという視点で設計していくことを体験する内容にしています。
当日のアウトライン
・IAについて
・IAの適用例
・サイトストラクチャのパターン
・エクスペリエンスマップ
・ワークショップ (グループワーク)
・発表・講評
もちろんIAの基本的な概要も話すのですが、今回のワークショップでは、IAを学ぶというよりも、どういうときにIAのスキルが活かされるのか、ユーザーの利用シーンを想定してみていくことで、これまで言葉でしか頭に入っていなかったクロスチャネルといったことを具体的に理解・イメージできるような内容にしています。

なお、今回は4地域を隔週で回るスケジュールになるため共通のテーマで実施しており、当日使用したスライドは非公開で参加者のみにワークショップ終了後に通知しています。有料ということもあり、次回以降に参加する皆さんのためにもネタバレにならない範囲での感想やツイート (#aqjp) をお願いしています。
最後の大阪開催を11/23に予定しているので、その日以降には一般公開したいと思います。
WebSig1日学校2011 – 未来のあなたとWebを変える1日
「Websig 1日学校2011」に参加してきました。昨年参加できたなかったこともあり、今回はどんなイベントになるのか告知されてから気になっていました。個人的にもモデレーターの方々とは面識があるので、事前にお話を聞いたりさせていただきました。
テーマが「今後のキャリア」に関するものが多かったこともり、自分自身の考えと比べたかったこともあり、「フロントエンドエンジニア」クラスで申し込みました (趣旨と違っていたらゴメンナサイです)。自分自身は「UXデザイナー」というタイトルですので、デザイナーやディレクタークラスに申し込むべきだったかも知れませんが……。
八王子のデジタルハリウッド大学という立地 (会場・アクセス) ですので、まずは遠かった。そして体育館には扇風機しかないので暑かった。予想以上に快晴だったこともあり、遠い昔を思い出すような感覚で夏の学校を体験できました。Instagramからいくつか写真を撮ったのでTwitterから見ることができます (写真: Recent images by @bookslope)。
カレーもうまかったし、レッドブルガールもいたし、体育の先生や保健の先生などコスプレもあり、リスまで登場したし、楽しく過ごすことができました。スタッフのみなさん本当にお疲れさまでした。
参加してみた授業の感想
感想はそれぞれの授業ごとにありますが、いくつか書き留めておこうと思います。
まず、「キャリア」というテーマだと、どうしても自分の話になると思うんです。「わたしはこうでした」「わたしはこう考えます」という具合に。それはそれで別にいいんですが、ボクは業界とか社会という側面で考えた場合に、そうするため・そうなるための「教育や環境」という側面もあるといいと思いました。
また、フリーランスの方の視点と企業 (組織) にいる方の視点とでもかなり違うところがあるので、前提としてどちらかを明示的に分けるクラス分けでもよかったのかなと思いました。
もちろん自分が参加していない授業でそうした視点があったかも知れませんので、あくまで自分が参加した授業を通しての感想です。ちなみに自分が参加したのは、下記の授業でした。
- 「HTML5とはなにか?」マイクロソフトの春日井さん @ykasugai
- 「<career>」ピクセルグリッドの中村享介さん @kyosuke
- 「デザイン視点のコミュニケーション術」couldのヤスヒサくん @yhassy
- 「キミたちはどう生きるか」元IMJの荒井先生 @naohidearai
- 「仕事を通じて社会に提供している価値とは」ワールドカフェスタイルで全員参加
仕事を通じて社会に提供している価値
最後のワールドカフェ (風?) なグループワークでは「仕事を通じて社会に提供している価値」というテーマでしたが、いくつかのポイントをその場でまとめることができたので、ついでに絵にしてみました。
つまり、我々は〈カタチをつくる〉ことによって〈社会を豊か〉にし、その結果〈人々をハッピーにする〉という図式です。当たり前ではあるのですが、いろいろな方々の意見がこの手段と社会的な結果と個人(情緒)的な結果に分けられたので、そのように整理してみました。また、〈カタチ〉はこの場合は〈Web〉になるわけですが、カタチをつくるほかにもカタチにすることも含まれている感じです。
ただそれだけだとほかの業界や業種にも当てはまるので、Webの業界だから言えることを考えたところ、「ハッピーにする」ほかにあった「成長に貢献する」ことでも言えますが、「圧倒的なスピードで加速させていること」「尋常なないくらいな広がりをみせていること」が言えると思います。また、「なぜそれだけ情報を提供する必要があるのか」という問には「信頼」というのもありました。ボクはこの議論を最後まで続けられませんでしたが、「平和」につながるキーワードだったんじゃないかと帰りの電車で思ったくらいです。
あなたが考える「デザイナー」ってどんなイメージですか?
カタチにするという話では、ヤスヒサくんからの問い「あなたが考える「デザイナー」ってどんなイメージですか?」でも考えたことが当てはまると思うのですが――
デザイナーとは「創造できる人」だと思っています。
創造できる人とは、潜在的な事象を顕在化できること、顕在化したものを具現化できることだと思っています。
潜在的な事象を顕在化することとは、顧客やユーザーが意識していない・意識できていない課題を見つけることを指しています。顕在化したものを具現化することは、その見つかった課題を解決することを指しています。課題にはさまざまあると思います。「売上が上がらない」「操作がしにくい」など。こうしたことはある事象のもとに判断していますので、その判断ができることも創造力の1つだと思います。単純な数字を見て「これはこういうことだ」と考えること〈仮説力〉にも通じる解釈だと思います。
また、具現化することはカタチにすることを指しています。「プロジェクト計画を立てる」ということも含まれますし「ビルを建てる」ことも「料理する」ことも含まれます。
とりわけ、自分自身で考えてみると、前者の〈潜在的な事象を顕在化すること〉が仕事の大半を占めていることに気づきます。最終的には、Webサイトというカタチになったり、今後のマイルストーンというカタチになっているような気がします。その流れを線でとらえるとヤスヒサくんのプレゼン「デザイン視点のコミュニケーション術」にもあった「プロセスへの参加」ということにつながるのかも知れません。
最後に「明日からできる一歩」は自分としては「知らない人に声をかけること」にしました。TwitterやFacebookでフォローしている人が増えている中、リアルでそうしたことができない性格なので、少しでもいろいろな方々をお話をしていくことが自分の成長にもつながるのかなと思いました。
最近は話す方が多い中で、こうしてほかの方のお話を聞く機会に出会えて新鮮でした。
今回のイベントに参加したことで「Websig 1日学校2011」というデザインプロセスに参加できたのかな、と思います。ありがとうございました。そして関係者の皆さん・参加された皆さん本当にお疲れさまでした。
来年も参加したいと思います。
Why Is your facebook pages name to put japanese and english?
「Facebookにおける日本語表記の名前登録」を読んでからだいぶ月日が経ち、Facebookの利用者は日本でも400万人と言われるようになりました (CheckFacebook)。
現在、企業や団体でFacebookページを開設したところも多いかと思いますが、Facebookページ名に日本語を併記しているところが多からず少なからずかと思います。個人的にものすごく違和感があり、気持ち悪いのでブログにでも書いてみようと思います。

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最新では、ループスさんもリニューアルされたようですが、きっちりと半角スペースをとってスラッシュ「/」で併記されています。
これがデファクトスタンダードな併記方法ということなのでしょうか。 いろいろ見てみると、この英語と日本語併記の記法はいろいろとあるようで、パーレン () 囲みや縦バー区切り、なにもなく半角スペースのところなどさまざまです。英語が先なのか日本語がさきなのかもさまざまあります。Webサイトのタイトル名にも同じことが当てはまるので、乱立すること自体は仕方ないと思うのですが……。
- Sony (Japan)
- コカ・コーラ パーク ファンページ Coca-Cola Park Fan Page
- パナソニック レッツノート | Panasonic Let’snote
- Dentsu Razorfish (電通レイザーフィッシュ)
また、その他の言語でも同じようなことがあるようです。
- 삼성 (Samsung)
- The Syrian Revolution 2011 الثورة السورية ضد بشار الاسد
- רשת ב של קול ישראל – Reshet Bet
ちなみに、Facebookアプリの「CityVille」だとすべて後ろに半角スペースを空けて () 囲みに各言語名を入れていますな。
プロフィールの話題に戻りますが、これはシステム上日本語の名前を入力できるように変わったため、現在言語を英語に設定されている方から見れば英語の名前で見え、言語を日本語に設定していれば日本語の名前で見れます。
言語設定 (日本語) の場合 (Facebookプロフィール)

言語設定 (英語) の場合 (Facebookプロフィール)

ということは、今後Facebookページ名でも同様に日本語入力が追加できるようなったら、併記している企業や団体はどうするつもりなのでしょうか? と疑問が湧きます。そのまま考えると、言語を英語に設定されている方にも日本語が併記されることになります。 もちろんそれでいいという考え方もあると思いますし、ボクが知らないこともあるのかも知れませんが、単純にそう思いました。そして、面倒臭いことに、たしか100名以上のファンがいる場合はページ名の変更はできなくなるというオマケつきです。なのでたとえば、100名以上のファンがいる場合、日本語入力ができるようになっても、変えることはできなくなります。
もう1つ、検索における機会損失と考えることも言えなくもないわけですが、これは本末転倒と言うか、そもそも検索からの流入ではなく、クチコミなどからの流入がソーシャルネットワークではより重要な行動パターンだったと思います。そう考えると、日本語だろうが英語だろうが言語の問題はそれほど大きくないとも言えます。また、検索からの流入を考えるのであれば、自社サイトなどほかにメディアがあれば、そこを介して Facebook に行ければそれで問題ないとも言えます。
このあたり、自分の中で「?」と疑問が湧いたので思っていたことをいくつかのポイントで書いてみました。不勉強な点や偏った意見かも知れませんが、このあたりお詳しい方と一度お話を伺いたいなと思いました (だれか)。
Sastainable IA Workshop at Aomori
先日 (7/9)、青森地区×下北地区スペシャル企画のイベント「『Webサイトを運営する』ということを見直そう」というイベントで講演をしてきました。今回は「IAシンキング」で対談した長谷川恭久さんと一緒です。彼のセッション内容やスライドについては彼のブログ「青森で今必要とされるコンテンツとWebサイトのあり方について講演しました」をご覧ください。また、パネルディスカッションでは元中の人である山本さんと3人で「震災を経てWebとの関わり方がどう変わったのか」というような内容でお話することができました。まとめることが難しいテーマではありましたが、所々の感じ方やコミュニケーションの捉え方を共有することができたと思います。
実は青森へは今回は2回目で、前回はWeb協会の「Web会議」というイベントで「自治体サイトに役立つIA視点 (Slideshare)」という講演をさせてもらいました。そのときはちょうど12月の真冬でしたので雪も積もっていたのですが、今回は東京の暑さとは少し違う若干涼しい感じの青森でした。
セッションの内容はというと「運用」にかけて「サステナブルな情報アーキテクチャ」というテーマにしました。時間の変化とともにWebサイトがどのように変化していくのか、または変化しないのか、そうしたポイントでWebサイトの情報アーキテクチャを考える内容にしました。もちろんワークショップ形式を主体としましたので、いくつかのワークとグループワークを実施し、最後には2名の方に発表をしていただき、講評をするという流れで行いました。
講義
あまりクドクド話すのが苦手なので、率直に「運用」を踏まえて情報アーキテクチャを考えるのであれば――
・時間変化による違い (が重要)
・(情報アーキテクチャとは) 計画的な成長を可能にするもの
この2点を今回のメッセージとしてお話ししました。
細かいところは「ペースレイヤリング」を題材にしてWebでの捉え方を少しだけ解説しました。
ペースレイヤリングについては、IA100やWeb担当者Forumの記事「建築分野に学ぶWebサイト設計――“変化するWebサイト”をどう捉えどう発展させるか」を読んでもらえると理解が深まると思います。
ワークショップ
今回も講演中に、2点ほど簡単な線で結ぶワークをしていただき、そのあとでもう少しジックリ考えてもらうワークショップを実施しました。
まず「ニーズ・利用目的」から「目的のコンテンツ」を定め、そのコンテンツにはどのように誘導すべきか (どう見せるか) を「手段・方法」に記してニーズからコンテンツをつなげてもらうストーリーを描いてもらいます。
このワークショップでは「コンテンツありきで考える」のその前に「目的ありきで考える」ことを実体験していただくような構成で取り組んでもらいました。
結果は思ったよりも (参加者どうしで) ブレなく一定のクオリティでアウトプットできていた (?!)ような印象を持ったので、伝え方は間違っていいなかったような気がする反面、イベントとしては振り切った案があるほうがいいなと思いました。どっちもどっちかと思いますが、こうしたワークではある程度〈遊び〉があるほうがいいんだなと改めて考えるキッカケになりました。
参照リンク
スライドで参照しているサイトなども参考にしてみてください。
・宮城県
・ユニバーサルメニュー (UM)
・復旧復興支援ナビポータル
・ネットアクション2011
・OpenUM
当日の模様は Togetter でも参照してご覧いただけます。
IA & Global Web – Fatwire USTREAM Seminar
先週6/7 (火) に、FatWireが主催している無料セミナー「IAとグローバルWeb」に参加しました。会場には15名くらいの参加者がいつつUSTREAM中継 (FatWireJP) もされるため、なかなかはじめての体験でした。
FatWireのセミナーでお話するのははじめてなのと、オーディエンスがこれまでしていたWeb制作者よりではなく企業の情報システム担当担当とかに近いいため、どちらかというと初心に戻り情報アーキテクチャの視点でWebサイトを見ていくというプレゼンにしました。
グローバル対応という視点では「多言語対応」「マルチデバイス対応」が必須であると同時に、それを踏まえた情報アーキテクチャの視点が重要になってきます。田中さんのいう「Webデータマネジメント (スライド参照: Webデータマネジメントへの道)」に相当する役割が注目されることになるでしょう。そうした領域についての具体的な内容は、ボクのあとにプレゼンしていただいた佐藤さんのスライドを見るとスッキリします。スッキリするというか、どういう範囲の話をしているのか具体的にイメージしやすいと思いますのでぜひご覧ください。
これまでのプレゼンでボクが話していた「階層構造」と「目的別アプローチ」という2つの視点を同時にマネジメントしている様子がわかると思います。ただ、その方法論としての使い方の側面とは別に、「なぜそうするのか」という企画の側面とが改めて重要なことに気づきます。今回FatWire製品で「できること」を紹介していただきましたが、それを永続的に続けるためには「方針」としてきちんと定義しなければいけません。その方針に沿った方法論として「階層構造」と「目的別アプローチ」などをきちんと見定めて、マネジメントしていく必要があります。
今回の参加で自分自身が話している内容が最終的にどういうオペレーションにつながっているのかがわかりやすく垣間見れたような気がします。
My First Book Launch “IA Thinking”

ということで、本日 (3/25) が発売日になります。
ようやく漕ぎ着けた、という表現がふさわしい道のりでした。
アマゾンなどのネット書店では、入荷のバッファをみて3/29としております。
ワークスコーポレーションさんのオンライン書店だと一部早めに届いているようです。
そして、今後はアップルストアでのセミナーイベントも予定しています。
東京だけではなく、関西のほうにも足を延ばす計画があります。 こちらは詳細決まり次第お知らせしていきます。
さて、発売日を迎えるにあたり、やはりこれまでの道のりで考えたことを記録しておきたいと思います。
まず、林さんのブログにも書かれていますが、「教育」という範囲において考えていることがあります。それはセミナー講師などで得た経験をふまえて「思考のプロセスを可視化」することが、真の学び (?) に通ずるのでは、という仮説を立てました。
これまでにも同僚やお客さんから「なんでそう考えたのですか?」という質問を受けることもあり、その場で説明することはあるのですが、同じようなことを同僚やお客さんが自ら説明できるようになるには、根底にある前提知識や前提となる方針を共有しておかないと応用できないと考えるようになりました。
IAじゃなくてももちろんいえることですが、この考える前提となるフレームワークを構築しておかないと説明も中途半端となり、一夜漬けのテストとかでみられる記憶の勝負になってしまいがちです。
そういう意味で、考える前提のフレームワークを共有することが、一番実現したかったことになります。
そして、その形のまず第一歩がこの本という位置づけです。
発売日当日ですので、店頭で見かけたら写真を取ってFacebookなどソーシャルメディアで共有していただけるとうれしいです。
Facebookのほうにも公式ページ (なぞ) を立ち上げましたので、経緯や関連する情報、今後の予定などをお知らせします。こちらで「いいね!」ボタンを押してもらえばOKです。
Basecamp with Project Management
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37signals の Basecamp をたまたまプロジェクトで使える機会があったので、いろいろと調べてみました。
タイミングよくスマートフォン対応をしてくれたので、エレガントに管理できるんじゃないかと思っています。
結論からすると、以下のような特長があるのでそれぞれをうまく使いわけしていくほうがいい感じだと思います。
- Basecamp: マイルストーンから ToDo 管理
- Backlog: Subversion でソースやファイル管理
なので、個人的には、
という使い分けが適していると思います。
なので、プロジェクト管理という視点では Basecamp がいいと思いますし、反対に、制作会社などの業務(運用業務など)については、Backlog もしくはそのハイエンドにあたる Redmine や Trac が有効かと思います。
ちなみに、Basecamp のマイルストーンは iCalendar形式の URL を利用して Google カレンダーにインポートすることができます。
MS Project とひもづけるプラグインもあるようなので、このあたりうまい使い方ができればいいなと思っています。
ちなみに、NAKANOさんのブログ「NAKANO Hajime’s Blog」に、Basecamp のクローンで「activeCollab」というのがあることが書かれていて参考になります。
OpenUM Project

自治体の行政サービス情報を利用者視点で標準化・オープン化
Web関連11社が「OpenUMプロジェクト」を結成
ウェブ協会の講演がキッカケで自治体サイトをレビューする機会がありメニューの不揃いやコンテンツの未整備の状況を目の当たりにし、標準化やフレームワークについての必要性を感じました。
そんなときに、NPO法人アスコエのUM (※ユニバーサル・メニュー(R)) の取り組みを知り、書籍「自治体Webサイトはなぜ使いにくいのか?」も読ませてもらい、代表の安井さんにアポイントをとりお会いすることができました。
参照: ユニバーサルメニューによる利用者視点の自治体サイトの実現(NPO団体アスコエ)
そもそも渋谷界隈がビットバレーと呼ばれていたときに、弊社の佐々木と安井さんとは面識もあったようで、実際にオープン化の取り組みを進めているとのことでしたので、参加させていただくことになりました。
1つは、現在のWebサイトにおける「品質」と、それらを構築している我々の「品質」の向上が目的です。また、UMで取り決めている範囲がいわゆる情報アーキテクチャの範囲と重なり、これまでネットイヤーグループで経験してきた知識や経験則が役に立つと思いました。
最近になって特に思うのは、そういった品質を向上させるためには「教育」と「フレームワーク」だと考えています。そういう意味では今回の取り組みはそのフレームワークにあたり、これをオープン化にしていこうと考えています。
今後は、規格やライセンス(クリエイティブ・コモンズ)なども含め実際に(自治体が)導入しやすくできるような取り組みにして、より付加価値の高い部分にフォーカスするような環境づくりにつながれば考えています。また、海外の行政サービスなども比較調査をするので、グローバルな動きにまで発展していければいいと思います。
とりあえず、3月末までの動きについてまた進捗があれば各所で公開して進めようと思います。
自治体サイトのレビューは以下のスライドで見ることができます。




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