Archive for the ‘book’ Category
UX Book Club Tokyo
「アンビエント・ファインダビリティ」や「デザイニング・インターフェイス」、「マイクロフォーマット」の翻訳でご活躍の浅野さんのブログにもあるとおり、ここ最近「IAI (Information Architecture Institute)」のMLで「UX (User Experience) Book Club」という読書会のプランについての議論が非常に盛り上がっています。
UX関連での書籍といえば、「Rosenfeld Media」のウェブサイトでも購入できる「MENTAL MODELS」や「WEB FORM DESIGN」などが一番わかりやすいかと思います。
ただ、どちらも洋書というだけあったなかなか手が出せない方も多いと多いと思いますが、そんな方にもこの「UX Book Club」は後押ししてくれるいい機会になると思います。
「UX Book Club Tokyo」は、東京で開催を計画しているUX関連の読書会です。実現に向けてのアイデアやご意見をぜひお寄せください。 参加にご興味をお持ちの方は、以下のメンバーリストにお名前とコンタクト情報(メールアドレス、ブログURL、各種SNSのアカウントなど)を追加してください。5名を超えるようであれば、発起人の浅野が中心となって具体的にプランニングを進めたいと思っています。
まだ、活動自体は明らかになっていませんが、すでに参加を希望している有志が名前を連ねているようで、そんなボクも参加を希望させていただきました。
自分でもなかなか読書に時間を避けなくなってきているので、この機会にまた読書するサイクルにできればと思います。というわけで、今後の期待する取り組みとしてご紹介します。
デザインセクションに見る 創造的マネージメントの要諦
尊敬する山岡俊樹という大学教授がいるのですが、氏が編著した書籍『デザインセクションに見る 創造的マネージメントの要諦 (ようてい)』を紹介します。
Amazon.co.jp: デザインセクションに見る創造的マネージメントの要諦: 本: 山岡 俊樹
デザイン畑からシステムを考える今の自分の立場からしても非常にわかりやすく、まとめて読むことができるので、オススメです。
ここで述べられている一部を要約すると、「デザイン」を以下のように分類にすることができるらしい。
- 可視化作業
- システム系デザイン業務
- 研究業務
- 調査業務
- 評価業務
- 提案業務
- ソリューション業務
- 全社業務
いずれも、「有機的思考力である論理力」が必要な能力としているので、まさに今求められていることとシンクロします。もちろんADにしろIAにしろ同じデザイン業務として一緒に考えています。
また、「考える作業」と「実行する作業 (可視化)」とで分けた場合、「考える作業」にウェイトを置くべき (教育機関は注力すべき) とあります。こちらも納得。
さらに、「デザイン」には、既存の学問である――コンピュータサイエンス、人間工学、認知科学、システム科学、経営学、社会学、統計学、機械工学、建築学などが下支えをするため、これらのうち2つ以上をマスターする必要がある、とも謳っています。
たとえば「人間工学 > デザイン」の人材であれば、ユーザリクアイアメントの抽出やユーザビリティ関係の業務をこなすことが可能であろう。という具合。
いろいろあるので自分で読んだらいいと思うのですが、デザインの分類について少し詳細を書き出すと以下のようになります。
01) 可視化作業
工業デザイン、パッケージデザイン、グラフィックデザイン、他
02) システム系デザイン業務
ユーザーインターフェースデザイン、ユニバーサルデザイン、エコロジーデザイン、他
03) 研究業務
人間工学研究、感性工学研究、認知研究などによる人間系の研究、多用なユーザーの基礎データベース構築 (生理・認知・身体など)、システム系の研究、他
04) 調査業務
ユーザリクアイアメント抽出、ユーザ調査、他
05) 評価業務
ユーザビリティ評価、ユニバーサルデザイン評価、他
06) 提案業務
商品提案 (単なる形状提案ではなく、商品計画をも包含)、コンセプト構築、他
07) ソリューション業務
システム設計のユーザ部分、システム提案、コンセプト構築、システムの運用面の構築 (マクロエルゴノミクス)、他
08) 全社業務
ブランド戦略、CI、他
自分が、これらのうちどういう分野の業務が得意か、どういう分野に興味があるかなどを計る指標にもなるかなと思います。
プロセス オブ ウェブデザイン――企画からデザインへ 落とし込みの技術
karadesign原さんからのお声がけで『プロセス オブ ウェブデザイン――企画からデザインへ 落とし込みの技術 (WEB CREATORS LAB. 著)』への寄稿をしましたのでご紹介。
本邦初!「Nokia」「トヨタist」「KDDIリスモ」…etc.
ウェブデザインの過程で発生した実際の企画書、ラフ、仕様書など全てを見せて解説!本書は、デザインが生まれるプロセスで発生する成果物(企画書、ラフ、スケッチ、メモ、モックアップ、プロトタイプ、サイトマップ、仕様書、要件定義などなど)を題材にして、ディレクションを行う立場の人が折々で発生する問題をどう解決していくか、同時にクライアント、その上司、デザイナーといった立場の人が行うべき大切なことも含めて、実際の事例に関わった人が解説していきます。
制作の方法やワークフローに関する書籍は多数出ていますが、依然としてウェブのデザインプロセスで生まれる成果物はブラックボックスに包まれています。実例を中心に扱った書籍はありません。ウェブ業界に携わる方、これから業界を目指す方にとって非常に価値ある一冊です!!■スペシャルインタビュー■
KDDI:1年の構想を経て、「LISMO」デザインが誕生!
Method:国際的なWebデザインの落とし込みプロセスがわかる!■事例(抜粋)■
◆ガリバー221616.comプロジェクト
◆Tokatsu Film Festival 2005 東葛映画祭
◆Nokia6680 Vodafone 702NK IIのブランディングサイト
◆id=Nagano「長野のWebを楽しく」
◆ブログdeバーチャル駅長の一連プロジェクト
◆マクロメディア「EIGHT THE PROJECT」プロモーション
◆くすぐるスタイルist
◆auトップページのリニューアル
◆ラーメン花月ショップサイトリニューアル
ということで、昨年末から原さんからお誘いのお話があってから幾度かの修正などを経て、なんとかAmazonで予約可能にまでなりました。
わたしは、目次にある「auトップページのリニューアル」を12P程度ですが担当しています。
この書籍の企画は、10数人の現場で活躍するディレクターを対象に事例を紹介し、デザインに落とすまでのプロセスをフィーチャーしたものです。
現場のラフやサンプルも掲載してあるので必見です。
[書籍] Webディレクション標準ガイド

「Webディレクション標準ガイド」発刊にあたって | コラム | ミツエーリンクス
http://www.mitsue.co.jp/column/backnum/20050325a.html
株式会社ワークスコーポレーション
http://www.wgn.co.jp/shop/books/info/3059/
今、企業や制作会社が一番求めている最強のWebディレクターになれる本!
Webの知識はもちろんのこと、トレンド対応力、マネジメント能力、コミュニケーション能力、
情報設計力、分析能力、企画力・・・Webディレクターに求められるものは多岐に渡ります。
プロジェクト始動からサイトの設計・構築まで、Webディレクターに求められる、
「ディレクションスキルと即戦力ノウハウ」を身に付けるための1冊です。
だって。
こういう教育用の書籍とかは会社に置いておけばいいですかな。
Research-Based Web Design & Usability Guidelines
Research-Based Web Design & Usability Guidelines
http://usability.gov/pdfs/guidelines.html
に「Research-Based Web Design & Usability Guidelines」というガイドラインの情報があります。
これをアクセシビリティについて活発な活動をされているインフォアクシア (植木さん) が翻訳されているのでご紹介。

『Research-Based Web Design & Usability Guidelines』日本語訳 ? インフォアクシア
http://www.infoaxia.com/resources/research_based/index.html
最近更新された「第2章:ユーザー・エクスペリエンスの最適化」なんかはまさにウチが専門分野としてあつかっている分野なだけにこういう活動 (翻訳) には脱帽です。
第2章:ユーザー・エクスペリエンスの最適化 ? インフォアクシア
http://www.infoaxia.com/resources/research_based/chapter02/index.html
Designing for the Scent of Information
Designing for the Scent of Information
http://www.uie.com/reports/scent_of_information/

Designing for the Scent of Information
The Essentials Every Designer Needs to Know About How Users Navigate Through Large Web Sites
By Jared M. Spool, Christine Perfetti, and David Brittan
ということで、大規模サイトにおけるナビゲーションなどを科学的にまとめたレポートが出版されるようですので、メモ。
下記のようなことが書かれているらしいので見てみたいんだけど、いかんせん英語だけだと辛いものがあるので翻訳されることを祈る……。
- An Introduction to Scent. We start with an example of what scent looks like when it works. You’ll see how a user successfully works their way straight to their desired content, hidden deep within HP.com’s web site.
- Things that Block Scent. We’ll then walk through some of the most common ways designers block scent on web sites: iceberg syndrome, camouflaged links, banner blindness, links that lie, missing words, and misplaced links. You’ll see examples of both good and bad trigger words from a variety of sites, such as the sites for the Boston Globe and the Discovery Channel.
- Navigation-Panel Shell Games. You’ll see the problems we frequently find with navigation panels and global navigation. We’ll show you some classic problems from Amazon.com, Fidelity.com, and other sites, as they try, unsuccessfully to help users move toward their targets.
- Longer is Better. What is the optimal length of a link? How long should your pages be? Looking at the data we’ve collected in thousands of clickstreams, you’ll see exactly how long your links and pages should be, including insightful examples from CNN and Sprint.com.
- The Scent of Graphics. Our research has identified and classified the three types of graphics: navigation graphics, content graphics, and decorative graphics.
[書籍] Human Interface Guidelines:The Apple Desktop Interface (日本語版)
1984年に登場した米Apple Computer社のMacintosh。机上の作業をメタファとした操作体系は,その後のGUIの先がけとなった。本書はその設計思想と実装をアプリケーション開発者向けにまとめたもの。アジソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン版(1989年)の再刊だが,GUIの利点と限界をユーザー中心の視点から簡潔に説いた内容は20年を経た今も色あせていない。「コンピュータ操作をエンジョイしてはならない,という理由はどこにもない」とする下りは志の高さを感じさせる。
と日経BP企画のレビューがあります。
マン・マシン・インターフェース設計基準を解説した書籍です。
GUIを勉強するにはまずここからなんじゃないかと思ったので、早速購入してみました。
[書籍] Sleipnir PowerTips
Sleipnir – The most customizable browser
http://sleipnir.pos.to/
Sleipnir PowerTips
タブブラウザ Sleipnir の書籍が九天社様より発売されました。
内容は Version 1.63 ベースですが、そのほとんどが最新版でも使用可能です。
わかりやすいレイアウトで豊富な Tips やスクリプトの使い方が載っています。
ということで書籍が発売された模様。
早速買いに行こうっと。
[書籍] ペーパープロトタイピング――最適なユーザインタフェースを効率よくデザインする
某MLにて黒須先生から書籍の紹介がありましたので引用します。また、この書籍は黒須先生が監訳を担当されたとのことです。
本書は、米国などでは既に一般的な手法になっているにもかかわらず、日本ではまだきちんとした形で紹介されていないペーパープロトタイピングという手法について、それを用いたユーザビリティテストのやり方や、ビジネスの現場での実践的ノウハウを含めて説明したものです。その意味で、監訳を担当しながら、私自身、かなり勉強になりました。
デザイン、ユーザビリティ、ソフトウェアやWEBの開発、心理学、質的アプローチ、生産性などに関心のある方には是非ともおすすめしたいと思います。よろしくお願いいたします。
ということなので、早速購入しました。
「ペーパープロトタイピング」についてはいろいろと記事もあげているとおり以前から興味があります。通常プロトタイピングといえばHTMLやFlashの場合かなり完成形に近いものを想定すると思いますが、このペーパープロトタイピングは思考過程で (というか) 設計過程で簡単にできることが最大のメリットです。
結局、モノづくりはスクラップ&ビルドを繰り返していくことが必然だと思うので、そのスクラップ&ビルドのリピートがどのプロセスから発生するのか、余計なリピートをしていないかが最大の問題になると思います。
ペーパープロトタイピングの手法を導入することで、早い段階から問題点を抽出でき後行程での負荷を軽減するのであれば積極的に導入したいものです。
とりあえず、わたしも実践まではできていませんが、いろいろと試行錯誤してみたいと思います。




